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自然農法の畑を目指す、無肥料、無農薬の菌ちゃん農法

移住後3ケ月目に300坪の土地が手に入った

市役所の古民家登録を行っているホームページを見て、「ここが良い!」とすぐに決めてしまった。
移住した当時は始めての土地、誰1人知らない状況からの1人居住からのスタートだった。

移住して1ケ月後にはご近所さんに呼ばれて、外でのバーベキューに参加させてもらった。
その時にジビエ肉を食べさせてくれた。
ご近所付き合いが始まった頃だった。

移住して3ケ月後にご近所の農家さんから「畑を無料で譲渡したい」という話があった。
土地が無料で手に入るとは驚きだった。
自宅の隣の畑の土地だったので、すぐ横の土地が使えるとは夢のような話だった。

自宅には20坪程の畑があり、それを菌ちゃん農法の畝作りを行っていた頃で「将来的にはもっと広い畑が欲しい」と思っていたのだった。

それが3ケ月後にいきなり願望が叶うような話が出たので、嬉しいやら驚くやらで夢のような話がスムーズに進むとはしばらく信じられなかった。

本格的な畑作業は今までやったことがなく、自宅の20坪の畑でもけっこう持て余していた。
ましてや初の菌ちゃん農法のやり方で、多少なりとも勉強して知識はそれなりにあった。

知識はあるが身体を動かす経験が無かったので、ちょっと畑の作業を行ったら疲れてしまう。
何をするにも気持ち的に面倒というのがあったりして、1年目は適当に菌ちゃん農法をやっていた感じだ。
木を埋めるのもしっかりと埋めなかったり、枯れ葉を上に乗せるのも少ししか乗せていなかったり、憧れていた畑作業が手抜き作業となってしまっていた。

種を植えるのも大変な労力があり、苗を買ってきて植えたりしていたので、なんちゃって菌ちゃん農法だった。

一番やりたくないなぁと思っていたのが、雑草を刈ることだった。
畔の場所から雑草が出てきていたけれど、草刈りが億劫でやらなかったのでマルチの周りは雑草だらけで足を踏み入れる気にもならなかった。

そんな状態になっていたので、収穫も真面目にやっておらず1年目の畑は悲惨という状態だった。

居住後2年目から300坪の土地を使用し始めた

移住して2年目となり昨年の反省をして、今年こそはもっと畑に真面目にとりかかろうと気持ちを高めた。
気持ちが高まっていくと、借りている畑も使用してみようと思うようになった。

菌ちゃん農法の畝を2本作ろうとしたけれど、なかなか思ったように進まない。

山梨に自宅があるカフェのお客さんにも手伝ってもらうことが出来たが、暑い真夏の日の作業だったので、ちょっと作業するだけで汗だくになり、日射病になりそうなぐらい大変な作業だった。

日が少し高くなると既に暑くなっていたので、日の出の時間帯から作業をすることにした。
それでも日が出てくると暑さが厳しいので2時間ほどの作業で中止していた。

暑さとの戦いだったので、なかなか畝作りも進まず2本作るだけで2ケ月ほど日数がかかった。
やっと完成した畝にキャベツやトマトなどを、ホームセンターで購入してきた苗を植えた。

それからまた新たに2本の畝作りを行ったが、畝を作っただけで菌ちゃん農法用の畝ではなくマルチ掛けしないで使用していた。

畝作り作業がやっぱりなかなか気が進まず、中途半端に終わった状態で1人で作業するのも大変だと思っていた。
菌ちゃん農法を一緒にやってくれる仲間が欲しいと思い始めた頃でもあった。

この畝には、さつまいもとかぼちゃを植えた。

残り半分を知人に貸すことになったが、、、

自然農法に興味を持つ人がいて、畑をやってみたいというので300坪の半分ほどを貸すことにした。

始めての畑作業ということもあり、どうするかまだわからない状態からの開始だった。
貸した農機具を使って土を耕したのだが、結局普通の畑として使っていた。

トマトやピーマン、スイカなどの苗を植えて最初は管理しに来ていたが、そのうち「忙しい」ということで殆ど畑に来なくなってしまった。

自分の時もそうだったけれど、畑作業をすることに対して身体がなれていないと、気が億劫になってしまうのだ。
憧れの畑をやりたくても実際やると大変な作業もあったりするので、畑の方に気が向かなくなるという傾向になるのだろう。

2人共に同じような感じになったので、他の人も同じ気持ちになってしまうのだろうと思う。
全員じゃないかもしれないけれど、殆どが楽して野菜を育てたいという気持ちから、とりあえず植えれば育つだろうという感じになってしまう。

基礎というか畑に興味が湧くことと身体が畑向きに変えることが必要だなと実感した。
そういう意味ではやはり3年間の畑作業経験が必要になる。

1年目より2年めの方がまだ畑に対して真剣になれ、雑草も定期的に刈れるようになってきた。
ほんと雑草が想像していた以上に伸びが早く、土地が広いので雑草を刈るというのも大変な労力が必要だ。

面倒な場所があったり、殆ど行かない場所があったり、はしごを使わないと出来ない場所があったりする。
そういう場所も定期的にきちんと刈り取るのが、田舎生活の大切なことでありご近所の人も雑草を刈っていないと気になるようだ。

生活以外にいろいろとやることがあり、そういうことに慣れるようにしないと駄目だなと思いながら、なかなか気が思うように進まない。

田舎生活は今までやったことがないことを定期的に行い、しっかりと土地の状態を管理する、それがご近所からも高評価をいただくことにもなる。

3年目になってからやっと身体が畑向きになってきたようだ。
畝作りも早くなり少しの空いた時間があれば、畑作業をするようになってきた。

そういう経験をすることにより、他の人が畑に興味を持って畑作業をしたいと思っても、最初から期待しては駄目だなぁと広い気持ちになりやすくなってきた。

さらに1000坪以上の土地が借りれるようになった

畑作業が苦にならなくなってきた頃、移住して1年9ケ月頃に、他の知人からとってもすごい提案があった。

「実家の土地に遊休農地があるので、畑として使用してみないか?」という相談だった。

気持ちが本当に畑の方に向き始めたら、こういう話が進み始めるのだ。

3年間使用してみて、畑として使えるのであれば1円でもいいから譲渡したいという話だった。

話が出てから2ケ月後に、「実家の畑を見に行こう」ということで、さらに具体的になり行動するようになった。

見に行くとすごい荒れ地になっていて、畑にするにはかなりの開拓が必要と思った。

畑の土地は飛び地になっていて、合計すると1000坪以上ありそうだった。

12月の上旬に荒れ地で、高い枯れ草が一面に生えているので、草刈りをすることになった。

畑をやりたいというご夫婦と、土地を貸していた人、地主の5人で草刈りを行った。

最初は枯れ草を草刈り機で刈るのだが、背の高い草、木に絡まっているツル、地べたをはうようなツルなど、簡単には草刈り出来ない状態だった。

枯れ草は菌ちゃん農法には必要不可欠なので、沢山あると嬉しい。

広さが十分にあるので、いろいろな野菜作りが出来そうだ。

野菜以外にも実のなる木を育てる事もできるので、土地が広いと夢が広がるね。

想像していた以上に荒れ地になっていた

草刈りをして土地の状態が段々と分かってきた。

土は粘土質で固く、すぐに畑になるような状態の土ではなかった。

ただ粘土質の土はアースオーブンを作ったり、窯を作ったりすることが出来るので、3ケ月前から粘土質の土が欲しいと思っていたので、凄くラッキーと思っていた。

やりたいことが次々と用意されるという感じで、何事も求めればスムーズに進み始めるのは今に始まったことではない。

とにかくまずは畝を作らないと始まらないので、頑張って畝作りを始めた。

2025年1月から1人で黙々と毎週末に中丸へ行って、畝作りを行い6本の畝が完成ではないけれどなんとか出来た。

その頃から手伝ってくれる人がボチボチと集まり始めてきた。

畔が浅いのであと10cmは深くしたかったので掘っていくと、大きめの石が出てくるようになった。
大きめの石があると必ずといっていいほど、同じような石が固まって埋まって3,4個あるのだ。

さらにツルの根っこも出てくる。

土はとても硬いし、大きな石はゴロゴロと出てくるし、ツルの根は深く潜り込んでいるので、ちょっと掘ろうとしただけでも大変な労力が必要だった。

ほんとこの土地はめちゃくちゃ苦労する土地だ。

次の畔を掘っていたら、とてつもなく大きな石が出てきた。
掘っても掘っても石の底が見えないし、石は畝の方へと入り込んでいるので畝を壊す必要がある。

石ではなく大岩だと思うが全体がまだわからないので、掘り出しても今度は移動出来るかどうか分からない。

非常に厄介だ。



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